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寮日直

今日、第2回の校内模試がありました。出来は前回と比べ比較的よかったと思います。その校内模試の関係で、一昨日は通常更新はしませんでした。代わりに土曜に完成した記事を公開しましたが…ごめんなさい

さて、先週の話になってしまいましたが、1週間、寮の方で日直を任されました。週交代で部屋順に回ってくるシステムで、自分の番だったというわけです。

する仕事は、自習室の片付け、共同設備の確認、そして放送です。6:45の起床+朝食準備完了の合図から始まり、自習前、消灯前に放送を入れます。また、自習終了時に自習室で合図を出すのも仕事の一つです。この放送は、週担当4人で交代に行います。

この日直の仕事が回ってくる前は、正直嫌だったですね。放送があるのがとにかく嫌でした。あまり人前で喋るのが得意ではないですからね。

僕は、木曜と日曜の午後が放送担当でした。木曜は朝早くから起きて、6:45の放送のために下へ降り… この時点で緊張しました(笑) 多分、サヨナラのランナーがサードにいるときの外野手並みに緊張していました(あれは本当にきつかった…笑) もうやるしかないと、開き直ってやった結果、声がよく通っていたと寮監さんから褒められましたね(笑)

それで自信がついたのでしょう、それからはより仕事に身が入りました。夕方、夜の放送は緊張することなくこなせました。

日直をして感じたのは、放送・片付けといった単純な作業が、いかに大切なことであるか、ということですね。また、寮生活における心得として、周りに対して配慮を持つ大切さも感じました。自習室でケシカスだらけの机を見ると、どうしても抵抗を感じてしまいます。移動教室から帰ってきたときに自分の机が汚いと少し抵抗を感じるのと同じですね。教室では次使う人がいると分かるのですが、寮の自習場所は固定されているので、そういう意識は薄れがちです。それでもいつも机が綺麗なのは掃除してくれている人がいるから、だと感じました。

細かな配慮というのは、少々面倒を伴うこともありますが、次使うのがもし自分だったら、というのを考えると、欠かすことはできないなと思いました。ここを使ってるのは自分だけではない、クラスメイトはもちろん、他クラスの生徒も使ってるという意識を持って、しっかりしていきたいですね。

一人旅・福岡佐賀+姫路編・後編 〜姫路追加の真相〜

前回の更新の続きです。前回をご覧になってない方は是非そちらからご覧ください。

 

一人旅・福岡佐賀+姫路編・前編 〜現代都市と弥生時代〜 - ちっくーの日常記

 

話は2日目になります。当初の予定では朝8時にホテルを出発し、佐賀市内を観光する予定でした。ところが、1日目雨が全く降らなかった様子から一転し、2日目は大荒れ。起床警報が発令されて、さすがに観光することは不可能という状態でした。そのため、ホテルを出発し、そのまま博多まで行きました。

博多に着くと、雨は若干弱まっていましたが、それでも観光するのは厳しい状況。そのため、博多駅構内で買い物をし、12時ごろには博多を出発してしまいました。

 

次に向かったのは姫路。さてここで、なぜ姫路に向かったのか、家に帰るなら(徳島に住んでいるので)岡山で乗り換えではないのか、と思う人がいると思います。実は姫路で宿泊するのにはある理由があります。それは学校の研修と日程がやや被ったからです。

私の学校では、夏休みに(全員ではありませんが)一二年生を対象に科学系の校外研修を行います。それで、この旅行の翌日、姫路にある新日鐵の広畑製鉄所で研修を行うということだったのです。それが判明したのは旅行の計画を立てた後だったので、どうしようかと考えた結果、現地で集合することにしたんですね。そのため、姫路で宿泊することになったんです。 一度徳島に帰ってもバタバタしていたでしょうし、そもそも台風で瀬戸大橋線がストップしていたので… ただ、台風は予想していなかったので、姫路での追加宿泊がこのような形で功を奏するとは思いもしませんでしたが(笑)

 

姫路に到着したのは14時半ごろ。ホテルに荷物を預けに行くと、そのままチェックインすることができました。その後は、姫路城を訪れました。幸い、姫路では台風による雨は全くでしたね。私が訪れるちょっと前に雨が上がったらしいです… やはり謎の晴れ男ですね(笑)

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天守閣の工事のため、残念ながら中に入ることはできませんでしたが、外から見てやはり存在感があるなと。建物自体が大きいですし、姫路のシンボルですね。

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ただ、一つだけ見つけたこの看板。これは結局私たちが何をしろということなんでしょうか… 未だにわかりません…(笑)

姫路という街は、お隣の神戸や大阪と比べると劣りますが、比較的大きい街ですね。新幹線「のぞみ」「みずほ」の一部が停車するだけのことはあります。

姫路城を訪れた後は、姫路駅で夕食を食べ、そのままホテルで眠りにつきました。この日もまあまあ早かったかな。

 

そして翌日。広畑製鉄所前で、クラスメイト一行と合流し、旅行終了となります。この後の研修では、実際に金属精錬の様子を見ることができ、また甲南大学で化学実験を行うことができ、充実した内容でよかったです。

台風の中実行したものの、結局台風によって大きく予定を狂わされることはなく、無事こなせた旅行ですね。ただ、佐賀市内を散策できなかったので、日本一周旅行の次の旅行として長崎旅行を計画しているのですが、その最中にでも寄りたいと思います。

 

さて、これで福岡佐賀+姫路編終了です。次はいよいよ、私の旅の中で最も大規模である、東日本一周旅行編をお送りします。4泊5日、アメリカ研修から帰ってわずか2週間で行なったこの旅行。長いため、5回に分けて更新します。

一人旅・福岡佐賀+姫路編・前編 〜現代都市と弥生時代〜

2014年8月高校入学後初の宿泊旅行。山陰案と、九州案の二種に分かれていましたが、事情により後者を選択しました。その事情は、姫路が絡んできます。

 

その1週間前から話は始まりますが、なんと台風が接近してたんですね。しかも九州上陸は確実と… 中止の危惧もありましたが、行けるなら行ってしまえという方針で、出発しました。

 

 

前回同様、始発特急・快速で岡山へ、そして新幹線で今回は一気に博多まで行きました。その道中、すでに乗っていた外国人の方から「ピーナッツ食べませんか?」と尋ねられました。車内にあるコンセントを利用しスマホを充電しながら、のんびりとしていたところで起きた衝撃、焦りました(笑) まあ、朝からだったので食欲もなく、断りましたが…

博多駅に着いて、ロッカーに荷物を預け、最初に目指したのは福岡タワー。実は中学校の修学旅行の際に、一度訪れたのですが、あまり景色を見渡す時間がなかったので、改めて訪れたいと思い、行きました。

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日本で3番目に高いタワーだったかな、特に日本の海浜タワーの中では最も高いのが、この福岡タワーです。台風接近により、雨は降っていませんでしたが厚い雲に覆われており、それほど景色が堪能できなかったのは残念でした。

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さて、次に訪れたのは福岡タワーの近くにある福岡ドーム。目的はドーム内にある、王貞治ベースボールミュージアムです。一野球ファンとして、訪れなければならないなと思ってましたから…(笑)

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ところが、ドームの周辺に異常なほどの人数の列ができていました。ホークスファンがすでに並んでいるのかと思っていたら、一人としてそのような服装をしている人はおらず… どうやら、Kis-My-Ft2のコンサートが、福岡ドームであったようです。この台風の中、よく行くわと思いながら… よくよく考えたら自分もなんですけどね(笑) みんなはキスマイに、自分は王さんに会いに行ったという… なんか恥ずかしかったですね(笑)

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王貞治ベースボールミュージアムでは、当然ながら王さんの記録などが残されていました。30本もの本塁打を毎年のように積み重ね、時には50本を変えることもしばしば… 2013年にバレンティンによって破られるまで、ずっとシーズンの本塁打数の記録を保っていたことから、どれだけすごい選手かというのが分かります。

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さてこの後は、キスマイファンとともにバスに乗り込み、博多駅まで戻って昼食をとりました。当然博多ラーメンです。

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美味しかったです。あまりの美味しさに、二度も替え玉を注文しちゃいましたから…(笑) 私は豚骨ラーメンが一番好きなので、今まで食べたラーメンの中では、やはりこれが一番だと思います。

 

昼食を食べ、いよいよ佐賀に向かいます。いきなり佐賀中心部に向かうのではなく、途中の吉野ヶ里公園駅で下車をし、吉野ヶ里遺跡を目指しました。

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台風の影響で、行けない可能性は十分にありましたが、結局のところその日は全く雨は降らず… 前にも述べましたが、こういう時だけ晴れ男なんだなと思いますね(笑)

吉野ヶ里遺跡弥生時代の大規模集落として有名です。高床式倉庫や石包丁など、中学の社会科で習ったことを思い出しました。タイムスリップしたという感じでしょうか、いい経験ができたなと思います。

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吉野ヶ里遺跡を後にし、最後に向かったのは宿泊地、佐賀駅前。吉野ヶ里遺跡で2キロ近く歩いたのが足にきてたんでしょうね、これ以上動く気にもなれず、すぐにホテルに向かいました。佐賀城とか市街部とか、行く場所は結構あったと思いますが…

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晩御飯は近くのスーパーで買った惣菜で済ましてしまい、その日は22時と早めに眠りにつきました。

 

結局、1日目は台風による被害は全く受けませんでした。台風は九州を上陸していたはずなのに、風もそれほど強くなく、雨も全く降ってませんでした。ところが、徳島では記録的豪雨… 冠水被害が県南部各地で発生し、吉野川も上流付近で氾濫していたようです。そのため、私が徳島を出発した約3・4時間後には、高徳線が運転見合わせになってました… 奇跡ですね(笑)

 

前半はここまでとします、後編は2日目の姫路を絡めた話になってきます。なぜ姫路が含まれているのか、それは後日の更新で述べさせていただきます。

一人旅・山口北九州編 〜秋芳洞とふぐと…〜

2014年3月、中学校卒業式の翌日に始まった山口編。まだ高校の合格発表がされていませんでしたが、行くタイミングは今しかない、ということで出発しました。

 

朝5時自宅出発、自転車で徳島駅へ行くのはいつもの流れ。今回は始発特急から快速電車、新幹線の組み合わせでまず広島まで行きました。そして、普通電車に乗り換え、岩国まで行きました。

 岩国といえば錦帯橋。といっても、マイナーなのであまり知らないという人も多いと思います。私自身も、山口に行くと決めてから見つけたスポットですから。5連の木材アーチで、橋の図鑑にはきっと載ってるかと思います。残念ながら、この旅行の写真が全て自宅のパソコンに保存されている関係で、お見せすることは現段階ではできませんが… ロープウェイがあり、それに乗って山を登ると岩国城があります。そこから錦帯橋を見ることもできます。 絶景というわけではないですが、江戸時代のような風景が見ることができ、少し趣深いものを感じる方もいるかと思います。

 

さて、次に向かうは山口駅。当初は、普通電車で岩国→新山口→山口と行く予定でした。ところが、岩国で予想以上に時間をロスしてしまい、仕方なく、新岩国駅から新幹線を利用しました。乗車券は「徳島→北九州市」のものを一つ買っていて、それをそのまま利用できるとのことだったので、特急券のみの購入で済みましたけどね。新岩国駅で「岩国寿司」という駅弁を買い、新山口、そして山口駅へ向かいました。

山口に着いて、お土産を購入する際に目に着いたのが秋芳洞の案内。最初は難しいかなと思っていたのですが、(ホテルのチェックイン時刻を遅らせるなど)強引な形で予定を変更し、宇部バスに乗って秋吉台秋芳洞へ向かいました。

秋芳洞到着は17時ごろ。通常営業時間が過ぎ、夜間特別営業?みたいな形の状態で入りました。入場料に追加料金100円を余分に支払い、中に入って見ると神秘的と言えるような空間。やや薄暗い洞窟で、冒険しているような気分でしたね。卒業したばかりの中学生が一人で訪れるような場所ではないと、思いましたが…(笑) 本当にここで写真が欲しいものです、後日この記事を更新した際に載せますね。

 

さて秋芳洞を出発し、新山口駅から再び予定変更で新幹線で新下関駅、そして普通電車に乗り換えて下関駅へ移動し、ホテルに向かいました。そのホテルに向かう際、目印になる建物が少なく、看板がなかった関係で少し道に迷いましたが、チェックイン時刻には間に合いました。当時、連絡用に借りていた通話機能のみが利用可能な携帯電話しか持っていなかったので、地図が本当に頼りになりました…(笑)

ホテルに着き、夕食。なんと中身はふぐ料理フルコース。てっさ、皮といった定番はもちろんのこと、唐揚げなどを食べることができました。なんという贅沢(笑) 今までの旅行の夕食で、これが最も豪勢でした。また食べたいですね。

 

 

2日目の朝、ホテルの窓から見えるのは関門海峡。そう、2日目は北九州市を目指し、ホテルを出発しました。下関と北九州(小倉駅)はそれほど離れておらず、普通電車でも20分前後しかかかりませんでした(もっと短かったと思いますが)

ノープランだったので、小倉駅に着いて何をしようか迷ってました。とりあえず小倉城に行きましたが… あまり北九州では行動しなかったので、これといった思い出はありませんが、一つだけ言えるのは本当に都会です。博多や広島ほどではありませんが、さすが八幡製鉄所が存在していただけのことはあるなと思いました。

昼頃に小倉駅を出発、新幹線で一気に岡山へ行き、岡山で昼食を食べて快速・特急の組み合わせで徳島へ、というのが帰りの流れです。この間特に変わったことはありませんでした。

 

それぞれの土地について感想を述べると、山口は田舎ですね。あまり高いビルなどを目にしませんでしたし。むしろ下関の方が都会です。隣に北九州があることが大きいと思います。

今回の旅行は変更点が多かったですね。普通電車で計画していたものが、新幹線に乗ることになったという変更を二度もしてしまいましたし。そのためこの後の旅行においては、もう少し余裕を持って計画を立てるようにしています。これが生きたのは、後に述べる東日本一周旅行ですね。山口を訪れたという意味でも、今後の旅行に生きる経験ができたという意味でも、この旅行は大きな収穫があったと思います。

 

さて、次回更新は高校入学後初の宿泊旅行となった、福岡・佐賀+姫路編についてお送りします。気になりますよね、約500キロ離れている佐賀と姫路が、なぜ同じ旅行に含まれているのか。この謎は、次回の記事で分かるでしょう。乞うご期待!

 

間違い・失敗

6月入りましたね。今も結構暑いですが、今後さらに暑くなると考えると、少し気が重いですね。また、もうすぐ梅雨入りすることででジメジメする日が増えそうで… 洗濯物に困るかもしれません(苦笑)

さて、今週はタイトルの通り、細かいことですが間違い、失敗を繰り返してしまいました。

まずは木曜日の朝。いつも朝8時に登校し、登校時間を記録するため学生証をカードリーダーに通し、教室に入ります。大学も基本その制度らしいですが。この日もカードリーダーにカードを通しました、がエラー表示。読み込みミスかなと思いもう一度通してもエラー。学生証の磁気がダメになったのかな?と思い手元を見ると、持っていたのはTポイントカード… 後ろに人が少なくて助かりましたが、すごく恥ずかしく、自分で笑いが抑えられなくなってしまいました(笑)

次に金曜日の夕方。現在ファミマでウイダーゼリーを二つ買えばTポイントが60溜まるサービス中であることにのっとり、昼飯用にそれを買ったんですが、食べきれず一つ余したんですね。それを教室の隅に置きっぱなしにしてしまい、翌日行くとそれが消えてました… 120円を捨てる、勿体無いことをしてしまいましたね。60ポイントは還元されたんですが(笑)

さらに昨日土曜日。この日の授業の中に、「英作文法」といわれる授業があります。高校でいう英語表現の授業に近く、文法事項を抑えていくというものです。ところが、持ってきたテキストは、その英作文法も色が激似で内容は完全に異なる「総合英語」。これは高校でいうコミュニケーション英語です。当然焦りました、なにせテキスト開けたら短文と選択肢が載ってるはずなのに、文章が出てくるわけですから。幸い、隣の人が優しい人で、見せてもらえたんですけど、恥ずかしかったですね…(笑)

また、その日の寮自習で自習室に数学の問題集を持ち込みながら筆記用具を部屋に置き忘れる痛恨のミス。英語の問題集なら、まとめられている事項を見るだけでも勉強になるんですが、数学の、それも重要問題集といった例題が全くなく、入試問題をひたすら解くような本を1時間半眺めるだけでなんの勉強になるんでしょうか…(笑) しかも数学の参考書って、ペン動かさないと眠くなるんですよ、本当に失敗でした…

 

いかにも細かいミスですが、センター試験になるとこういうミスが命取り。特に医学科の場合は、難解な問題を解くよりかは、基本問題を絶対に落とさないということが要求されているので… 実生活の中から、こういうミスを減らしていきたいです。しっかりと確認する、その作業を怠らなければ、防げたと思うので… 数学の問題もそうですね。この間進研模試が返ってきて、偏差値72で第一志望がD判定だったんですが、数学のミスさえなければ偏差値は75を超えて、第一志望もC判定が出ていたと思うと、悔しいですね。今後は日々の生活から入試に至るまで、一つ一つをしっかり確認することを意識しながら頑張っていきたいです。

一人旅・広島編 〜カープと宮島と…〜

2013年9月、中学3年の秋。高校入試が控えていたわけですが、その気分転換?として、広島に一人旅に出ました。

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当初は、宿泊1人はさすがに気がひけるので宿泊は親とともに… という案を立てていましたが、親から「これもいい経験になるわ、1人で行ってき〜」と言われ、親の同意が必要な宿泊予約を除き、全部1人でやりましたね。学割を取って、切符を買い… もちろん計画も1人でですよ。旅行する直前は不安と期待でいっぱいでした。

 

この時は岡山行きの特急を利用しました。当時から鉄道オタクであったので、途中宇多津駅で南風号との連結を見て、岡山へ… そして人生初の1人で新幹線乗車。乗ったことあるので特別な感想は抱きませんでしたが、ちょっとドキドキしましたね(笑)

実を言うと、この日台風が接近していて、新幹線に遅れが出ていたんですね。ただ、現代の新幹線技術の素晴らしさ、30分も待てば東海道・山陽新幹線最速の「のぞみ」がやって来るんですね。1時間遅れの新幹線に乗って、結果的には広島に予定通りについたと。広島に着いた時、高徳線止まってましたね、なんと言う奇跡。

 

補足しておきますが、私は夏や秋に一人旅に出る時、必ずと言っていいほど台風を引きつけます。最もひどかったのはのちに述べますが福岡旅行で、その時は九州に上陸… ダイレクトです。…が、現地は雨やんでるやんと言う話、一方上陸してない徳島は記録的豪雨…

基本徳島県にいる時は雨男なんですが、県外に出ると徳島を生贄にして現地を晴れさせる能力が私にはあるみたいです、なんでしょうかこれ(笑)

 

さて、広島に到着しマツダスタジアムへ直行。まだカープ女子という言葉は生まれてはいなかったのですが、土曜日の巨人戦。さらに先発はマエケンと菅野のエース対決… 人の流れは高予備の授業終了後の階段、阿波踊り状態といったところでしょうか、ものすごい人の数でした。この試合、残念ながら本塁打は出ませんでしたが、10-0で巨人を圧倒。カープファンの私にとっては最高のゲームでした。

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試合終了後はホテルのチェックインを済ませ、お好み焼きを食べに広島市内をうろつきました。中学生が1人ですることじゃないですね(笑) 現地のお好み焼きは非常に美味しかったです。1人で外食に出ること自体初めてで、緊張しましたけど… カウンター席で、目の前で調理されてるのを見ると、我慢できないですね。

就寝時間はいろいろ興奮していたんでしょう、12時を回ってしまいました。下降りてカルピスを飲んで、一呼吸置いてから寝ることはできましたが…

 

翌日、朝はホテルで食べて、広島駅へ一度行ってコインロッカーに荷物を預け、その後JRと船を経由し宮島まで行きました。当然目的は厳島神社。このときは満潮時で鳥居が海に浸かってました。神秘的といった感じですね、さすがに当時にどう感じたのかは忘れてしまいましたが…

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宮島を後にして、今度は広島市路面電車を利用し原爆ドーム平和公園を訪れました。ちょうど1年前に修学旅行で長崎の平和公園を訪れていたのですが、落とされた原爆の種類は異なりますし、被害状況も異なるので、必ず訪れるべきだと計画してたんですね。様々な資料が展示されていたのを見て、戦争が生み出す悲壮感や惨状を感じ取ることができますね。私が訪れたとき、爆心地の上空は晴れて太陽が照り輝いていましたが、当時の状況はどうであったかは言うまでもありません。現代の平和な世界に生まれてきてよかった、ではなく、後世に伝えなければならない大事なことだなと感じました。

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さて、平和公園を後にし、また広島市内をぶらぶらと歩き回りました。カープベースボールギャラリーなども訪れて、広島市内を満喫。夕方17時ごろ、広島を後にしました。帰路は行きと同様、新幹線+特急です。…が、ちょうどカープの試合が終了したタイミング、その上日曜の夕方… 察しの良い方はお分かりでしょう、満員列車です。そのため新幹線立ち乗りという、たった40分の新幹線の旅がきついものに変わってしまいました。

そんなこともありながら岡山、そして徳島に無事到着。疲れたのでしょう、翌日学校もあったのですぐに寝てしまいました…

以上が広島編です。広島の街といえば赤一色というイメージが強いですね。それは間違い無いと思います。それと、観光で訪れる外国人も多いですね。世界遺産が多いというのも影響していますし。 前回述べた岡山と比べるとやはりこちらの方がずっと都会です。しかし、大阪や神戸ほど高層ビルが集中しているという感じはなく、住みやすい街の一つだなと思います。 ただ、カープファン以外の人からすると、広島駅の東側の道がかなり不便だなと感じるかもしれませんが(笑)

この旅行は人生初の1人での宿泊旅だったこともあり、今後忘れることはないかと思います。当然、今後の更新で述べる東日本一周旅行の方がインパクトは強いのですが、どの旅行が楽しかったかと言われると、こちらの方が良かったと思われます。 大学合格後、一度は必ず訪れたいですね。

 

さて、次回は山口・北九州編です。この旅は、途中で予定が変わるなど、非常に苦労した旅になりますが、それゆえ楽しかったといえるものです。中学3年3月、卒業直後に行った、いわゆる中学校の卒業旅行。その感想を語ります。

一人旅・岡山編

さて、前回申し上げた通り一人旅の記録シリーズを、今日から何回か更新していきます。

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その記念すべき第一回は、岡山編。これは2013年の3月、すなわち私が中学2年(14歳)のときの、人生初の一人旅にあたります。行こうと思ったきっかけは、外の景色を見てみたくなった、みたいな感じでしょうか、明確な理由は残念ながら覚えていません(笑)

一人旅といっても、これは日帰りだったので旅行というよりかは、遊びに行ったという方がより表現としては近いかもしれません。ただ、1人ですから、遊びに行ったとは言いにくいのかな…(笑)

この日は朝5時に家を出発しました。親がいなかったので、まず自転車で駅まで7キロの道のりを漕ぎ、その後普通列車で2時間かけて高松へ、そしてマリンライナーで岡山を訪れた、といった流れです。普通列車なのは、経費削減のためだったのですが、まあ長いわ、お尻痛いわ、通勤ラッシュに巻き込まれるわ(高松到着は8時ごろだったので)、悲惨でしたね。 高松駅で乗り換えて、マリンライナーで岡山へ。瀬戸大橋渡るのは、少し興奮しました。人生初の鉄道による本州上陸でしたからね。

さて、岡山へ着いてまず目指したのは後楽園。中2にしながら、後楽園なんぞ訪れたいと思う物好き、これも中二病(厨二病ではない)の一種でしょうか(笑) 桜はまだでしたが、なかなか趣深い風景ですよね。徳島にはこれほど大きな公園(庭園)は存在しないので、ちょっと新鮮でしたね。

次に岡山城を訪れようと計画していました。後楽園から近いですし… ところが、その日お見事閉店ガラガラ〜(という面白くない比喩表現ですが)、閉まってたんですね。ちょっと残念でした…

仕方なく岡山天満屋へ行ったり、地下街へ行ったり、岡山市内を歩き回りました。岡山市って、観光地以外と少ないイメージがあるんですね。倉敷まで行けば何かあったのでしょうが、流石にその日は鉄道費用含め一万円しか用意してなかったので、それはやめときました。

することがなくなったため、昼食を岡山でとって帰りました。帰りも同様ですが、行きの反省と資金余裕から高松からは特急で帰りました。

 

とまあ、こんな感じが第一回ですね。今思うと県外を訪れるというのが第一目的だったのかもしれません。ただ、その後は広島と佐賀・福岡を除く一人旅において毎回岡山駅で降りてますし、岡山大学に2度訪れるなど、県外で行ったこと、寄ったことある回数は間違いなく一位ですね。政令指定都市でありながら、異常に高いビルも少なく、非常に住みやすいのでは、と思っております。 川も少ないので、結構平坦だなと… 岡大志望は、そういうところから来ているかもしれません。一言でいえば、都会とは言い切れない都会、ですね。私はそれが非常に良いと思います。

 

さて、次回の更新では人生初の1人宿泊となった、広島編をお送りします。岡山に次いで好きな街である広島、その魅力についても触れたいなと思います。