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大学一年目に読んだ本

久しぶりの更新ですね… 3万アクセスから全く更新していないのに、おそらく高予備のワードがヒットするのでしょうか、いまだに伸びてます。ただ、知り合いはもう見てないかな(苦笑)

 

 

今日は本についてです。高校時代は本をほとんど読んでこなかったのですが、予備校時代にお世話になった先生から「本を読むことは忘れないように」との教えをうけ、様々な本を読むようになりました。今日は1年生の間に読んだ本の中から、読んで面白かったなという本を2冊紹介します。

 

 

 決断=実行

決断=実行

決断=実行

 

 1980年代に選手として活躍し、2000年代後期には中日ドラゴンズを常勝軍団に導いた監督として活躍した落合博満さんの著書の一つです。自身の経験をもとに、仕事に対する考え方や、組織の見方などについて書かれています。野球が好きな方はとっつきやすいかもしれないですね。考え方がなかなか理にかなっていると思いますし、共感できるようなところも多かったです。どの分野においても、将来指導者になるような方にはぜひ読んでほしい一冊です。

 

 

理科系の作文技術

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

 

 この本は1981年に初版が発行されたものですが、いまだに大学の推薦図書に選ばれるほど、有名な一冊です。タイトルの通りこの本では理科系の作文、すなわちレポート(報告書)の書き方について書かれているのですが、その準備段階から学会等での発表要領まで書かれており、日本語・作文の教科書と言えます。理科系とありますが、文系理系問わずに読む価値のある一冊です。当然、大学から学生に与えられるレポートにも効果があります。このブログには、それほど効果が出てない気もしますが…

ちなみにこの本のマンガ本が2018年に発行されました。原本が少しとっつきにくい人には、こちらのほうが効果があるかもしれません。

まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本)

まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本)

 

 

 

 

ほかにも面白い本はありましたが、今日はとりあえずこの2冊を取り上げてみました。特に理科系の作文技術は、今年大学合格を決めた新1年生にぜひ読んでほしいと思います。入学後はレポートを書くことや論文を読み取ることが増えてくるので、いやでもこの本が役に立つ場面は増えます。日本語がいかに無駄の多い言語であり、それをうまく使うためにはどうすればいいのかということを学ぶには、ちょうどいい年齢ですし。

もちろん今日紹介した本以外にも、素晴らしい本はたくさんあります。授業や勉強の合間にスマホに伸ばしがちな手を本に向けてみると、新たな発見があるかもしれません。