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2018上半期総まとめ ~受験・入学~

またまた滞納… というのもネタが見つからないんですよね(苦笑)昨年なら、毎週のようにテストはありましたし、自身の成長が目に見えてわかるのでそれをつづるだけでも比較的記事としては成立しやすかったんですね。それが無くなったもので、忙しいのにネタはないという最悪の事態に陥りました… ただの日記だと、読む価値もありませんし。そういうのはFacebookとかでやれよ!ってなりますから。

さて、今回は6月が終わり、一年も半分が過ぎたということで上半期の総まとめをしようかなと思います。皆さんもご存知の通り、私は人生2度目のセンター試験を受験し見事合格したわけです。そのため、かなり濃密な上半期となりました。順に追っていきたいと思います。

1月前半 センター試験、国語でつまづき理科で立て直す

年明けから、いつもと変わらず勉強漬けの毎日。予備校の寮に残って、授業以外の日は毎日最低でも10時間ほどは勉強していたかなと思います。絶対に同じ失敗をするもんかと、特に昨年度失敗した英語を中心に取り組んでました。

本番は昨年度とは違う緊張感がありました。ただ、仮に失敗した科目があってもそれに引っ張られないように、前を向いて取り組むことができたかなと思います。その結果は…

合計750.4/900

医学科としては微妙な成績に… 国語が110点しか取れなかったのがかなり痛かったかなと思います。一方、理科は198点、昨年度119点しか取れなかった英語(筆記)が180点まで向上するなど、それ以外の科目では大幅に成長し、嬉しさと悔しさが混じった気持ちでした。

1月後半 出願決定、得意の理科を捨て…

このセンターの結果をもとに前期の出願校を決定するわけですが、ある2択に迫られました。センターが素点になってしまうが二次力が十分に備わっている理科で勝負できる大学か、二次で理科が無いがセンターが傾斜配点で30点ほど上昇する大学かというものでした。しかし、医学科の試験で理科が得意とはいえ、30点のビハインドをそこで巻き返すのは非常に難しいと判断し、出願状況を確認しながら、1月29日に後者で出願しました。この時期は、英数重視の勉強でした。

2月前半 推薦受験するも、不合格…

2月4日に推薦入試を受験しました。これはセンターの素点と面接試験の二つで評価されるわけです。ところが、面接の手ごたえが非常に悪く、これは不合格だなと思っていたところ案の定不合格でした。この時期はちょっと精神的にやられました。体調不良にもなり… 合格していればよっぽど楽だったのにとか考えてしまいましたから… ただ、これで終わってはいけないと、この先はもう気力だけで勉強していたんじゃないかなと思います。

2月後半 運命の200分

2月25日、前期試験の受験… 2月はひたすら英語と数学に絞って学習を進めてました。苦手な英語と、運に左右されがちな数学の試験、ただやることはやったんだという気持ちで最後臨みました。正直に言うと、大きなミスを一つしてしまったので、これは不合格だなと思って面接試験は逆にリラックスして受けることができましたけど(笑)

3月7日 その瞬間

16:00に合格発表とあったものの、一斉に合格確認するためなかなかホームページが開けませんでした。開いたのは30分してから、不合格かなと思って見ているとそこには自分の受験番号が載っていました。そのときは嬉しさというより、頭が真っ白になってしまいました。部屋を出て友達に合格したというと、まるで自分が合格したかのように喜んでました。合格した本人より、友達のほうが喜んでいるという(笑) 高校の担任、進路課、そして母親に電話して、一度帰省するため寮を後にしました。母親が電話越しに泣いているのを聞くと、自分もたまらなくなってしまいました… あの瞬間は、今までにない感覚でした。

4月~ 1年遅れの大学生活

医学科生として、ほとんどの高校の同級生より1年遅れで大学生活をスタートした4月から今日まで、毎日が充実しています。高予備で同じクラスだった子も、高校の同級生もおらず、なかなか話し相手が見つからない時期もありましたが、今は少しずつその輪を広げていけてる気がします。ほんとに少しずつですけどね(笑)でも、高予備でもゆっくりと輪を広げていったので、自分はこのほうがあっているのかなと。無理に広げるときっと失敗しますから。

大学生活にも慣れてきて、今は本を読むことが好きになりました。どのような形で生かされるかはわかりませんが、様々な知識を身に着けて今後の生活に役立てていきたいなと考えています。

 

4月からはアバウトですが、軽くまとめてみました。今日から7月、2018年も後半に差し掛かりました。下半期頭の行事として来週は鳥取・米子に行ってきます。高予備で仲良くなったクラスメイトと、いろんな話ができたらいいなと思います。来週はブログ更新できない可能性が高いです、さっそくごめんなさい…

時期が開いて申し訳ありませんでした。今後も頑張りますのでよろしくお願いします。

広島・カープ観戦2018 ~一人旅5周年を迎えて~

また反省からですね、一か月ぶりの更新… 正直誰も見ていないのかなぁとか思って開いてみると、そのアクセス数は今月だけで既に800を突破している始末で… 申し訳ありません。

さて、GWの話までさかのぼってしまうんですが、4月末の3連休に広島に行ってきました。以前も申し上げました通り、カープファンですから、マツダスタジアムでタイガース戦を観戦しに行ってきました。

 

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座席も外野指定席、しかも7列目とかなり前側でした。自身初の外野席で、カープパフォーマンスシートの真下ですから、昨年8月に観戦したバックネット裏の内野自由席よりはるかに大きなカープファンの声援が聞こえました。宮島さんの大合唱の時には隣の人とコンバットで盛り上がるなど、とても楽しい時間でした。

 

この試合の先発は大瀬良大地投手。今シーズンからストレートの精度がかなり良くなり、昨日も先発だったのですがその立ち振る舞いはエースのような風格が出始めている、そんな印象でした。3回に阪神の梅野選手に一発を浴びてしまいますが、そこで崩れなくなったことが一番の成長でしょう。力強いピッチングで8回途中まで2失点にまとめました。ナイスピッチング!

一方打線は5回に菊池選手のタイムリーで逆転!さらに6回にはバティスタ選手が、7回には私が最も推している田中選手がホームランを放ち、一気に球場のムードが最高潮に!結果5-2で勝ちました!

 

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ヒーローインタビューにはバティスタ選手が上がり、通訳のクレートさんの生の声を聴くことができました! 一度は聞いてみたいなと思っていたところ、その機会が本当に訪れるとは思ってもいませんでしたが(笑)

これでマツダスタジアムの観戦歴は4戦4勝!うち3試合は相手をゼロに抑えて勝ってます、この試合も2点で抑えたわけですから、ひょっとして私はマツダスタジアムの守護神なのかな?とか思ったり…(笑) まあ、抑えた3試合の先発が、前田健太投手、ジョンソン投手、中村祐太投手と、好投手が多いのも事実ですが(笑) あれ、中村祐太投手なんか知らないぞ、という人もいるでしょう。力のあると言われたら、確かに前の二人には大きく劣ります。ただ、彼の投球がカープの先発陣に刺激されたのか、そのあと好投が続くようになりましたから、彼が投手陣を立て直したといっても過言ではないでしょう。素晴らしい選手ですよ、もちろん大瀬良投手含めて!今年も、カープから目が離せませんね。

 

個人的な話になりますが、私の一人旅は今から5年前に始まりました。2013年の3月に岡山へ一人で行き、9月には広島を訪れました。あの時は瀬戸大橋の開通25周年でした。広島行きでマリンライナーに乗っている中、車内放送で「今年は瀬戸大橋開通から30周年を迎えました」とあったので、ふと5年前にも同様の放送を聞いたことを思い出しました。時間の流れはあっという間ですね。今後も、私の人生に旅は切り離すことができない要素になりそうです。

「なぜあなたは旅を続けるのですか。」このように3年前ある友達から問われたとき、私は答えることができませんでした。ただ、今は逆にそういうものなんだなと思いますね。私が岡山に行きたいといったのも、後楽園に行きたいなどといった目的もありませんでした。ただ外に出てみたいなというそんなぼんやりとした感じだったかなぁ(笑) しかし、外に出ることで非常に多くのことを学べると思います。だから私は、また旅に出ます。もちろん青春18きっぷ、各駅停車で。

卒業式まで死にません

二週間ぶりの更新となってしまいました。先週は姉の引越しの手伝いもあり、時間が取れなかったので… 申し訳ございません。

 

さて、このタイトル見てなんだ?と思った人も多いかと思います。これは、ある人の日記をまとめた書籍のタイトルです。香川県宮脇書店でも売っておらず、長らく探していたのですが、大学図書館で見つけ、この一週間で読んでみました。

この本は、南条あやさんの日記です。この本の裏表紙には、こう書かれています。

ここにいるのは、特別な女の子ではありません。もしかしたら自分だったかもしれない「もう一人のあなた」ですー(以下略)

この文章から、この人が変わった人なんだなというのは推測できると思います。実はこの南条あやさん、重度のリストカット症候群であり、クスリマニアでもあるという、精神的な疾患を患った女性です。中学時代のいじめをきっかけにリストカット癖がついてしまい、また何度も自殺を図り、1999年3月30日、18歳という若さで亡くなってしまった方です。

いじめに焦点を当てた文章ではなく、精神面の苦しみに焦点を当てたような内容です。これ以上はネタバレになりますので、伏せますが…

現代の若い世代の死因第一位が自殺となっています。自殺を図ろうとした人や、彼女のようにリストカットといった自傷行為をする人はほかにもたくさんいるでしょう。私たちにはなかなか理解できないような苦しみを持っています。その一例である彼女の日記から、私たちが受け止めなければならないことは必ず含まれています。もしあなたのそばに、リストカットしている人がいたら、その人に「リストカットするとか、気持ち悪いな」などと簡単に突き放していいでしょうか。その答えは、ここにあると私は思います。

18にしてなくなった彼女の最後のメッセージ、あなたはどう受け止めますか?

 

推薦図書のような内容になってしまいましたが、私が最近読んだ中で一番心に残っている作品です。皆さんにも読んでみてほしいのですが、軽い気持ちで読んでほしくない、この人の文章に真摯に向き合いながら読んでほしいなと、思いました。

 

卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

 

 

同級生と久々に再会して

4月に入りました、いよいよ新年度ですね。今日はエイプリルフール… といっても、面白い嘘も思い浮かばないので、いつもと変わらずのんびりと過ごしています。

今週は高校の同級生と会ってきました。先週の日曜日・25日はソフトボール部のチームメイトと、26日は3年の時のクラスメイトと、約一年ぶりに再会しました。久々に会って、ガラッと雰囲気が変わった子もいれば、一年前の面影がそのまま残る子もいました。

ほとんどの子が現役で大学に進んでおり、同級生といっても私のほうが一つ後輩となるわけで、大学生活について色々聞いてみました。忙しい子も、どちらかといえば暇という子もいましたが、聞いてみるとみんな充実した生活を送っているんだなと感じました。自分はいまいちピンと来ていないのですが、大学生活が始まって数か月もすれば次第に慣れるのかなと思ってます。

 

結論から言うと、久々に再会できてよかったなと思います。様々な道に進んだ友達と、どういうことを学んでいるのか、どういう風に生活しているのかなどを聞くことも、面白いですし、勉強にもなります。あまり突っ込んだ質問をすると嫌われちゃいますけどね(笑)

ただ、クラスメイトで集まったとはいえ、実際は8人しか集まってないわけで… もう少し集まれたらなと思いながらも、各々の事情もありますし、半分集めるのもなかなか厳しいのかなと思いますね。

ただ、来年には成人式があります。帰省する友人も多いと思うので、そこで一度集まることができたらなと思います。私が提案すると大概はスルーされるので、あとは同窓会のクラス幹事のほうに任せたいなと思います(笑)といっても、地域別に開かれるので、高校時代の同級生より中学時代の同級生で集まる可能性のほうが高いですが。

高予備の良さ

今週は、高予備の良さについて色々出してみようかと思います。というのも、最近Googleなどで「高予備 ブログ」と検索するとなぜか出てくるんですよね。アクセス数がかなり伸びたことも影響しているかと思います。ただ、今まで高予備の良さについてあんまり挙げたことがありませんでした。今回は、これから高予備で過ごす方や、検討中という方(寮はもう厳しいかもしれませんが)にむけて、一つ記事を作成しています。参考程度にご覧ください。

寮制度

高予備の最たる特徴といえば、やはり寮制度です。寮の定員は約700名ほどです。私が在籍した2017年度は全生徒数が1100名ほど。3分の2が寮に入ることになります。そしてほかの予備校と違う決定的なポイントが、原則として下宿が認められていません。つまり県外の人は必ず寮に入ることとなります。香川県内に住む子も入寮していることから、寮制度に魅力を感じる人が多いということもうかがえます。

そんな高松高等予備校の寮はいったいどんな感じなのか?答えは、勉強に集中できる空間であることです。個室は非常に狭く、勉強以外の器具の持ち込みは禁止されています。(携帯・スマホは持ち込むことができますが、使用時間は限られています)7時までに起床し、門限は17時、23時30には消灯・就寝という、徹底されたスケジュールで、かなり自由が束縛されます。浪人生なので、当然ではあるんですけどね。

寮・授業における必須自習

寮の生活の一つに必須自習があります。平日は19時から、途中15分の休憩をはさみ、22時15分まで、必ず自習室に入り勉強しなければなりません。また、授業や夏期講習の中にも組み込まれており、授業がない時でも基本的に15時30分までは予備校内に閉じ込められます。ただし、月曜日の午後は、マークテストが午前に終わる場合、自由となります。参加が義務で、最初は苦しく感じるかもしれませんが、1か月もたてばある程度慣れてきます。

開けた教官室

質問しやすい、というのも高予備の特徴の一つです。教官室は常に開放されており、先生は生徒の質問に対し真摯に答えてくれます(中には意地悪な先生もいます、いろいろあたってみるといいと思います)。また、個別に添削指導を引き受けてくださります。私は添削指導は受けていなかったのですが、友達には苦手な現代文や、二次レベルの物理の添削を受けていた子もいました。

ただ、放課後だと人気のある先生にはかなり待つことになるので、昼休みや朝などを利用するのも頭に入れておいたほうがいいと思います。

 

 

以上が、私の思う高予備の主たる特徴です。あくまで参考程度にお願いします。

母校のある先生が「最後に笑うのは、最後まで信念を貫き努力し続けた人だ。大事なのは大学に合格することではない。その大学行って、その後どうなりたいのかをしっかりと定めることが大事だ。そこから生まれる信念を、最後まで貫き通すことが最も大事なのだ」とおっしゃっていました。私が合格したのは、これをそのまま実行したからだと思います。医学科は、最後まで曲げませんでした。このブログを見てくださった、受験生の方は、まずしっかりとした目標を持ってほしいと思います。そして、その目標を最後まで貫き通し、合格を勝ち取れるよう、日々努力に励んでほしいなと思います。

「信念貫き行動で示せ」

です。受験生の方、頑張ってください

ブログ復帰・合格体験記 ~一年を闘って~

皆さん、お久しぶりです!

あれ、復帰した…ということは? そうです、無事国立大学の医学部医学科に合格しました!(皆さん拍手!←キモい)

まあ、どこの大学かは秘密にしておきます。自分のプライバシーのなさが出てしまって、どこかでバレる可能性がありますが… まあ、大学名は公表しても問題ないかもしれませんが、あえて伏せておきます。

さて、今日はこの一年を振り返ってみたいと思います。特にブログ更新がなかった好機を中心に振り返れたらなと思います。非常に長くなりましたが、気長に読んでいただけたらなと思います。

医学科には程遠い成績だった前期

ブログを頻繁に更新していた前期、実は成績がそれほど順風満帆といえるものではありませんでした。高予備のクラスは、4月にあるクラス分けテストにより決定されます。当然その時に調子が良ければ、実際の成績が足りていなくても上のクラスに配属されることができます。私がその典型的な例でした。比較的上位クラスでスタートしたのですが、マークテスト・記述模試の成績からすれば、なぜこのクラスにいるのかわかりませんでした。何せ2つ下のクラス平均と同じくらいの成績でしたから(笑)毎年100人を医学科に排出し、75人近くを旧帝大学に排出する高予備…そのように考えると、医学科合格には少なくとも150位以内には入っておきたいところですが私の成績は200位と、まず医学科には届いていませんでした。ブログでは比較的前向きにとらえていたものの、実際には苦しんでいました。まだ大丈夫だと思う一方、本当に行けるのかどうか… そんな葛藤が生まれていました。

意識が変わった岡大オープンキャンパス

8月の頭、以前にもブログに書きましたが、クラスの友達と一緒に岡大のオープンキャンパスに参加しました。一緒に行ったその子も医学科を目指しており、オープンキャンパスで話を聞いたことや、行き帰りでその子と一緒に話すことで本当に医学科に行きたいと改めて認識することができました。そこから意識が変わったと思います。自習時間が増えたのも、このころからです。また、授業中の集中力も増しました。このままではよくないと強く認識した結果です。

成長を感じ始めた後期前半

後期に入って成績は変わり始めました。苦手だった英語も大崩れすることは減り、模試などで安定した成績を取ることができました。さらに、それほど得意ではなかった理科が急成長し、高予備でもかなり上位に食い込める武器科目になりました。前期では考えられなかった100位以内に割り込むことも増え、成長してきたと実感していました。時に調子を崩す時もありましたが、200位を下回ることはなくなりました。8月の意識改革が、早くも結果に表れてうれしかったですね。

苦手科目で苦しんだ後期後半

しかし、すべてが順風満帆ではありませんでした。後期に入ってからも、地理と国語の成績は依然低く、英語も安定し始めたものの、医学科レベルには少し物足りない成績でした。センターが迫り始め不安も募る中、10月後半から地理と国語、11月下旬から英語、12月に数理のセンター対策が始まりました。それでも、12月頭で過去問を解いても730点しかなく、英国社でかなり苦しんでいました。それでもやるしかないと考え、必死で勉強していました。

センター直前、パック模試で高得点を取るものの…

センター直前の1月、高予備で最後のマーク模試(自己採点型のパック模試)がありました。そこでの成績は792点。12月末あたりから、英語と地理で高得点をマークすることが増え、国語もそれなりの点を取っていたため、過去問で770点を超えることも増え、ある程度自信をもってセンター試験に臨むことができました。しかし、本番のセンター試験において、国語で大失敗をしてしまい、750点と非常にきわどい点にまで追い込まれてしまいました。後々復習して思いますが、もう少し古文と漢文の対策ができていれば、もうちょっと違った結果になったのかなと思います。

センター失敗、心無いメッセージ、体調不良… 二次直前

センターが失敗に終わり、ヤケが回ってTwitterで質問箱を設置するという愚行をしました。今からすれば本当に何やってんだと思いましたが…当時の心理状況はとにかく冷静じゃなかったなと思います。その質問箱に、あるコメントが届きました。「あなたは何浪しても第一志望に合格できない、親のありがたみが勉強に全く表れていない」高校時代の同級生に相談したところ、気にしすぎるなよと言ってはくれたものの、センター試験が終わり切り替え状態にあったため、気にせずにはいられずませんでした。時々このコメントのことを思い出し、夜中泣いていたのも事実です。迫る二次と、このコメントから多大なストレスがかかったのか、生まれつき患っているアトピー性皮膚炎が悪化し、耳垂れ・頭痛も毎日のように起きるようになりました。

ただ、このコメント主に見返してやりたいと思いましたし、またもう一浪となると親に迷惑かけると思いました。最後は根性で勉強していました。とにかく勉強以外のことは考えたくなかったですね。

不合格を認識した前期直後、そんななかで…

前期試験、自信と不安を持って臨みました。最初の科目は数学、しかしいきなり焦り始めます。なぜなら大問1と2の(1)が解けないからです。この時、右手がかなり震えていました。しかし大問3が比較的易しく、ここからペースを上げて最終的には大問1・2の(1)も回答することができました。しかし、数学の試験終了後の昼休みに、大問3で問題文章を見落としていたことに気づいてしまいました。ミスが許されない医学科の入試においてあまりにも痛恨なミスです。

 そのあとの試験は開き直りました。緊張もなく、ただ集中して問題を解くことができました。オリンピックで宇野選手が、フリーの1回目のジャンプに失敗して開き直ったのと同じ要領ですね。まあその重みが違いますが… むしろ開き直れたので、合格できたのではないかと思っています。

ただ、前期が終わった後はダメだったと思って、もう翌年に向けて頑張ろうと数学や英語の参考書のレベルを一つ上げて、日々勉強していました。前期終わって、自習に出る友達が減り、合格発表日の午前には1人しかいないという状況でしたが、さすがに休むのは違うと思い、最後まで出続けました。翌年こそは…、と思って勉強してましたね。

合格発表、その瞬間

合格発表は16時、しかし集中アクセスでその時間が来てもなかなか画面が開きませんでした。まあどうせ不合格だろうと考え、晩御飯を食べに行こうとしたところ画面が開き… なんと自分の番号があるじゃありませんか!この時、喜びより驚きのほうが勝っていましたね。その日は一日中、ふわふわした感じでいました。自分より友達のほうが喜んでいる、そんな印象でした(笑)大学から合格通知が届き、やっと「合格したんだ。良かった…」と思いました。

 

 

さて、いかがでしょうか。決して平坦な道ではありませんでした。それでも合格できたのは、最後までやり抜いたことが一番だと思います。不安はありましたが、医学科という目標を貫き、決して曲げなかったこと。これが、最大の要因だと思います。また、夏に意識改革をしたことも大きな要因の一つです。その友達には、あらためて感謝しないといけませんね(笑)

ただ、一人で合格はできませんでした。多くの人の助けがあって、今の自分があります。このブログも、高予備に移動した4月からのアクセス数はすでに15000を超えました。皆様がどんな感情をもって、このブログをご覧になっているのかはわかりません。ですが、この数字が励みにもなりました。ありがとうございました。今後も、毎週日曜日に更新していきたいと思います。ぜひご覧ください!

【お知らせ】活動休止

みなさん、お久しぶりです。

本日をもちまして、入試が終了するまでブログ活動を休止させていただきます。

隔週更新と言ってから、わずか一度しか更新できませんでした。

受験生ということでしっかりけじめをつけなければならない、そう判断しました。センターまで100日になり、まず昨年度のトラウマを乗り越えなければなりませんから、相当な準備が必要になってくるわけです。そちらに集中させていただくため、今年度の入試が終了するまでは休止させていただきます。

 

文章力の無さから、支離滅裂な内容だったことも多かったと思います。しかし、アクセス数が増えていくたび、頑張って更新していくことができましたね。2月に開始し、現在12000件を超えるアクセス数を稼ぐことができました。開始当初はここまで伸びるとは思いませんでした。嬉しい限りです。

 

これまでご愛読ありがとうございました!来年の春、必ずこの場で合格報告できるよう、頑張ります!